2012年8月11日　ウェント淡路東海岸　kuchibirusenseiさん

　リゾート会員権のメリットの一つは、一般のホテルと違ってＧＷや盆暮れなどの超ハイシーズンであっても通常日とほぼ同額で利用できることがあげられます。こういったセールストークを真に受けて高価な会員権を購入した方も多いと思いますが、現実にはそういった時期に利用が集中するため、実際に利用するのは難しいことが多いと思います。エクシブの場合は占有日の色でこの問題を調整しており、リゾーピアの場合でも特別営業期間の利用は連続２日までで、さらに２食を付けることが必須です。実際問題としてこの時期にリゾートトラストのリゾート施設にロングステイするには会員権が複数必要になるようです。
　もっとも私は、そういった時期によくロングステイしています。会員権が複数あるからではなく、RCIによるリゾート交換を利用しているからです。
　特に海外RCIリゾートの場合、ハイシーズンやローシーズンの区別はありますが、日本のようにＧＷや盆暮れだけに極端に集中するわけでなく、繁忙期と閑散期の違いといった感じであり、さらに世界中に数多くのリゾートが加盟しているため、リゾートを選ばなければ交換利用は比較的容易です。
　以前はこれにクレジットカード利用で取得したマイレージでの特典航空券を組み合わせて安価に海外ロングステイしてきましたが、例の「過払い金返還訴訟」の余波でクレジットカード利用によるマイレージ取得は非常に困難になってしまいました。そのかわりエアアジアに代表されるLCCも多数就航したのですが、就航地は主にアジア方面であり、アジア諸都市のホテル宿泊費は比較的安価なため、RCIリゾート交換によるメリットはさほどないのが現状です。逆にアジアでも宿泊費の高い香港やシンガポールは、RCIジャパンでのリゾート交換が可能な施設は無いようです。
　もう一つ問題となるのが、現地での交通手段の確保です。ハワイ・オアフ島などの例外を除けば、多くのリゾートは郊外に立地しており、交通手段としてレンタカー利用が必須ですが、海外でのレンタカー利用に抵抗のある方も多いでしょう。
　国内に眼を向けると。エクシブはともかくとしてサンメンバーズはシティ施設であれば特別営業期間という概念はありませんし、以前あった連泊規制も今は無くなったためロングステイすることは可能で、実際に今年のＧＷは他のホテルと合わせて東京で１１連泊しましたが、リゾートというより街遊び目的なら可といった感じです。
　今年はさらにお盆の週に１週間の休暇が取れたので、街遊びというより海辺のリゾートを希望し、国内のRCIリゾート交換のリクエストを出したところ「ウェント淡路東海岸」の交換が成立したので利用することにしました。
　リゾートトラスト会員にとっては、淡路島にはエクシブ淡路島がありますし、サンメンバーズルームもあるのでサンメンバーズ会員であっても１年前から早い者勝ちで予約できるのですが、特別営業期間の縛りがあるのと食事ランクのかさ上げ（ローエンドが夕食１人で８４００円以上！）もあり、気楽に利用というわけにはいきません。
　海外リゾートの多くは、リゾートマンション形式でウェント淡路東海岸と同じくキッチン付きです。日本でもスキーブームなどのときに雨後の筍のようにリゾートマンションが作られましたが、スキーブームの終焉とともに使われることなく放置されているのが現状です。これらのリゾートマンションも適切に管理運営されれば日の目を見る可能性もないわけではありません。たとえば北海道のニセコ地域は、オーストラリア人によってパウダースノーのスキーリゾートと紹介されたため、オーストラリア人が大挙してやってくるようになったそうです。
　いわゆるオワコン（終わったコンテンツ）と思われている国内の観光施設やリゾートでも、国内向けというより海外に向けて売り出せば再生する可能性があるのですが・・・。

車なので、ノンアルコールビールで我慢。

野菜サラダとカルパッチョ。

チキンの揚げ物。

きなこをまぶした揚げパン。

食事の後、明石大橋を通って淡路島へ。
ウェント淡路東海岸には深夜１１時に到着。

リビング。

３畳の和室。テレビは寝室と共用で、回転できるようになっています。

連れはフルーツカクテル。

お造り。

コロッケ。

アイスクリーム。

扉を開けるとすぐ部屋ではなく、玄関があります。
このあたりはホテルというよりリゾートマンションの造りです。

寝室。

水回り。トイレにはウォッシュレットが付いていますが、
ちょっと旧式で調子がいまいち。
さらにドイツ製の洗濯乾燥機は故障中ですが、
洗面台と共に作り付けなので交換しにくいようです。

食器。

フライパン、包丁、まな板もあるので、調理は一通り可能です。
ただし、調味料等はないので、自分で用意する必要があります。

ナイフ・フォーク類。

連泊の場合、清掃に入ってもらうと１回２０００円ほどかかりますが、
逆にいえば清掃に入ってもらわなければ昼間であっても部屋が使えます。
夜遅くまで遊んで、部屋で昼寝していてもOKです。
部屋で出たごみは集積場所へ。

三宮に着きました。連れがデパートで買い物をしている間、

ここにあるネットワーク対戦クイズゲームAnswer×Answerで時間つぶし。
いい年をしてゲームセンターに通っているのは、
このクイズゲームAnswer×Answerをやるためです。
このゲームは往年のアメリカ横断ウルトラクイズに似ています。
私の海外への憧れは、このウルトラクイズから始まった
といっても過言ではありません。

同じく三宮にあるRound1に入ります。

その後、大阪梅田の北新地にあるビッグエコーでカラオケ。
２時間飲み放題＋９品料理付きのクーポンで１人１５００円。

ここ大阪心斎橋にはアメリカ村とも呼ばれるエリアがあります。

いくつかブランドショップがあります。

東京で言うと渋谷のような街でしょうか。

ここにはトラスティ心斎橋があります。
石積み風の外壁にはすこし重厚感があります。
トラスティ心斎橋は以前ミシュランに載ったことがあるホテルで、
ハイメディックという医療サービス施設もここにあります。