2016年11月23日　エクシブ鳥羽別邸　さばとら☆さん

今春オープンした鳥羽別邸に宿泊しました。エクシブ初の和風テイストの施設ということで、久々にわくわくの連続でした。旅館風に作られた共用スペース、池に面した和食レストラン花暦、靴を脱いでくつろぐ和モダンの客室、いずれも新鮮でした。中でも秀逸なのはお風呂で、海の近くで潮騒を聞きながら入る露天風呂は泉質の良さとともにエクシブ随一ではないでしょうか。

また部屋風呂にもテルメゾンと同じお湯が引かれていていつでも入ることができるというのも素晴らしいです。今回は日が暮れてからの到着で、あまりゆっくりとはできませんでしたが、今度は是非ゆっくりとくつろぎたいと思いました。

チェックイン時にもらった案内図です。
本館と同じゲートから入り、本館の車寄せのすぐ北側に
別邸への進入路ができていました。

本館北側のコテージ1号棟に隣接していますが、
別邸側からはコテージ棟は視界に入りません。

と思ったらここはただの扉で、
エントランスはさっきの車寄せのところだったようです。

この扉を入ってさらに廊下を進んだところにレセプションがありました。
チェックインは和服のスタッフが行ってくれました。
食事の時間が違っていたりと、早速小さなトラブルも･･･

旅館の雰囲気を出すためか、客室への廊下は狭く感じます。

踏み込み。靴を脱いで上がります。

玄関を上がって畳敷きの廊下を曲がっても････

入り口

客室側からみた玄関

まだ廊下は続き、突き当たりの左側がリビング(居間)です。
廊下の右側のドアは････

ベランダ側から見たリビングルーム。
向かって右側の青い壁面の窓のようなスペースは袋戸のようになっており、
左に引いて開けると内側にはテレビが現れます。

一段高くなった琉球畳のスペースは和室というより
広い床の間のような感じで、仕切りの襖もありません。

ここに敷ける布団は二組で、５人で泊まるときには
一人はリビングスペースに布団を敷くことになります。
布団は食事中にスタッフが敷きに来てくれますが、
食事時間が間違って伝えられていたおかげで、
到着後のつかの間の休憩中に２回もタイ人スタッフが
「オフトンシキマス」とやって来ました。

部屋風呂。電動ブラインドを開けると庭園が見えます。
部屋風呂も温泉とあって、
普段は大浴場派で部屋風呂を使ったことがありませんでしたが、
このときばかりは部屋風呂も使ってみました。

評判通りのテルメゾンと同じ素晴らしい泉質でした。
翌朝に入ったのにいい湯加減だったということは掛け流しなのでしょうか。

大浴場に行くには地下１階に降ります。

製氷機も.

EVホールの横にはベンダーコ−ナ−。

エレベーターで地下へ降りるて、大浴場「天海の湯」。
これは天海の湯の受付スペース。広々としています。
ただ、別邸の大浴場は別邸宿泊者のみを対象にしているのだそうです。

脱衣スペース

大浴場。ガラスの向こうは露天風呂。
サウナもジェットバスも打たせ湯もありませんが、
泉質がいいのでこれだけで十分です。
泉質はエクシブ随一と評判高いテルメゾンと同じだそうです。

パウダーコーナー

洗い場

これは天海の湯の受付スペースから見た風景ですが、
露天風呂も同じ方角を向いています。

庭園の池のすぐ向こうに海が広がり、岬の木立まで庭に取り込んで、
しかも景色を遮る塀もなければ、視界に入る建物もありません。

露天風呂につかりながら入り江全体を独り占めにする
贅沢な時間を過ごすことができます。
耳を澄ませば温泉に注ぐお湯の賑やかな音の向こうに
潮騒の音が聞こえます。
同じ方角を向いて、脱衣場の外にも湯上がりスペースのデッキがあり、
休憩用のラタン風サマーチェアが置いてあります。

ここでは潮騒の音もはっきり聞こえ、ここで過ごす時間も
鳥羽別邸の楽しみの一つになりそうです。

花暦のテーブルは浮殿だけではなくて
「陸側」にもかなりの数があり、個室仕様になっていて落ち着きます。

浮殿は衝立で仕切られているだけです。
ほとんどの席は窓際で水辺を眺めながらの食事になるのですが、
池と反対側を向いた個室も少しあって、
満席に近いときには中庭と向かいの鉄板焼きコーナーを
眺めながらの食事になります。
朝食はこの席でした。

今回は時間もあまりなかったので、
ラウンジを利用することができませんでしたが、
池越しに海を眺めながらの贅沢な時間を過ごせそうです。

きっとここも鳥羽別邸に欠かせないスポットになるのでしょう。
23時まで営業とありました。
画面左の手前がオーナーズレセプション用のロビー、
その向こう側がラウンジのようです。