エクシブ初島クラブ(いちごさん)

2007年2月15日　エクシブ初島クラブ　いちごさん

イルドバカンス号欠航のため宿泊したエクシブ山中湖から、直接初島に連絡を入れてみると、10時半の便が条件付き出航するかも知れないとのことで、急遽8時半にチェックアウトして、途中で欠航の連絡が無いことを祈りながら、幾つかの峠を越えてなんとか10時過ぎに熱海まで辿り着ました。道中綺麗な富士山や芦ノ湖、駿河湾が見えていたのですが、車酔いで写真は取れませんでした。

ドックを終えたばかりのイルドバカンス３世号。
この後悲劇が・・・・

出航前、みな暢気にかもめに餌付けしています。

航路案内の条件付は途中で引き返すかもしれない
と云う事です。まだまだ安心できません。

港の外は強風と白波で船はかなり揺れてます。
かもめも追いつくのが大変そうです。

息子は初島マップを見ています。
この後、衝突の衝撃で彼は吹っ飛びますが
育ちすぎのため怪我が無くてすみました。

初島港に入ってきました。

本来ならここでよかった～！ですが、なんと船のスピードが落ちません。どんどん進んでいきます。心なしか岸壁から離れているような・・・
操舵室の直後ろにいた夫は船長が「アンカーを下ろせっ！！」と叫んでいるのを聞きながら、どんどん迫ってくる港の一番奥の岸壁を見てぶつかると思っていたそうです。私はキャビンにいて船着き場の職員が何かを叫びながら船を追いかけているので？？と思いながら体を起こしたとたんにドンと鈍い音と同時に衝撃で体が前方に飛ばされそうになりました。下船しようとして立っていた人たちが尻餅をついたりしていました。

職員の方が直に怪我の有無を確認にきて、岸壁にぶつかったことが分かりました。いつもエクシブのバスが付く港の一番奥の岸壁のコンクリートが抉れて、イルドバカンスも舳先に凹みができていました。
翌日は海上保安庁の調査のため午前便は欠航です。午後便も調査しだいでどうなるか不明です。

ホテルにチェックインすると直にお部屋が使えるとのことでほっと一息です。今回のお部屋は、７１５号室センター棟は初めてです。
ダイニング、リビング、ベッドルームがワンフロアーみ配されいて、それぞれローカウンターで仕切られていて、南向きの海側は一面窓なので広々として明るく、暖かなお部屋です。難点は浴室が狭く閉鎖された空間で、テレビが小さいことぐらいでしょうか。

今回２日に渡って欠航が相次いだので、この日宿泊客は５０人程ということで、当たり前のことなのですが何処へいっても人少なく、静か過ぎて寂しさすら感じてしまいました。贅沢な悩みかもしれないですね。
また、強風によってアウトドアプログラムが全てクローズになっていたのも子供たちにとってはショックだったようです。
冬から春先にかけての初島はスリリング、風を侮ってはいけないのです。

明るく暖かいオーナーズレセプション