2008年8月29日 セラヴィリゾート泉郷
ネオオリエンタルリゾート小豆島 とも
夏休みの最後の週末に、我が家としては夏休みの最初で最後の旅行として、4年ぶりの小豆島へ出かけてきました。
予約時に施設へ直接電話してみると、セラヴィリゾート泉郷の名古屋支社で会員権営業部長をされていた方が新しく総支配人をされているらしく、今回は特別に121のルーム会員専用客室を手配してくださいました。ルーム会員は現在販売停止中の会員権ですので、体験宿泊は将来、会員権販売が再開した際の見込みのお客様のためとしてのみ受け付けているとの事です。なお、ルーム会員はルームチャージ13,200円という安い価格で専用客室を利用できますが、今回は安い会員用料金ではなく通常のプラン料金で利用させていただきました。LAN接続もできますし、リニューアルされた客室だけあって、流石に快適でした。
1日目の夕食は総支配人が力を入れているとの事でお勧めの「地産地消 島和風コース」8,400円(税込サ別)をいただきました。しかし価格相応の食材とは思えず、さらに関東でもこんなに濃く無いだろうと思う程にどのお料理も味が濃く、せっかくの地の食材を味わえない、とても残念なコースでした。料理長の出身を尋ねた所、兵庫県との事で何とも理解に苦しむ夕食となりました。
翌日の朝のバイキング、その日の夕食のバイキング、最終日の朝のバイキング共に、同じメニューのフルーツ、サラダ、パンやドリンク類等、代わり映えしないメニューに加え、食材は地の物ではなく安い輸入食材の感じが明らかで、夕食の最中に飽き飽きしているところへスタッフが来て「翌日のランチはいかがですか?」と、ランチバイキングのチラシを渡されました。・・・・。そもそもこのレベルの食材と調理で夕食バイキングは5,250円相当、朝食バイキングは1,890円相当というのは、到底納得できるものではありませんでした。
昼食に立ち寄った、港の食堂でも満足する事ができず、今回の旅行では美味しい物に餓えた感じでした。
また正社員と思わしきスタッフは皆元気なのですが、アルバイトらしきスタッフの会話の仕方も知らない「ぶうたれた態度」は腹立たしく、それ以上にハード面の劣化と手入れが行き届いておらず、錆びた大浴場の天井や玉切れの照明、クモの巣が張ったシャワールームや汚い更衣室、砂蒸し風呂で使われているトイレ用のゴム草履、砂だらけのプールサイド、暗過ぎて客の居ないナイトラウンジ等、元気さがゲストに届く前に空回りしながら運営されている様子は会員として悲しさも感じました。
ただ、ホテルのロケーションだけは良く、プライベートビーチで遊んだり、釣りを楽しんだりと、遊ぶのには不自由しなかったので、子供には喜んでもらえました。 |