リゾート会員権の場合、権利を持っているからといって、無理にでも使おうとすると逆に費用や時間を浪費することになりかねません。勤労感謝の日前後の京都は大混雑するので、車での来訪は避けたほうが無難です。かといって、一家四人で九州から訪れると新幹線代だけで10万円以上かかります。 3年前から毎年、この時期の京都を訪れていますが、そもそも義母のためにサンメンバーズ京都嵯峨の部屋をとってあげたのがはじまりです。そのときは、とってあげたのにもかかわらず行けなくなったとのことで代わりに自分で行くことになったのですが、阪九フェリーで車を運んで大阪梅田+京都嵯峨+トラスティ旧居留地と訪れたので大散財した経験があります。 去年は京都で3連泊したのですが、その前に実は妻と義母が泊まっていたので都合5連泊になりました。宿泊無料券や平日部屋代半額券などを駆使してかなり抑えたつもりですが、それでも7万円以上支払いました。エクシブでは家族で1泊して食事してワインを開ければそれぐらいいつも払っているという声も聞こえますが。 今年はさらに節約するため、京都嵯峨では誕生日券で妻の分の1泊2食分をまかない、義母の分の夕食はおまわりセット、朝食はトラスティの無料朝食券を使いました。サンメンバーズでも部屋代はルームチャージ制になったので、誕生日券を使えば部屋の定員までは別の料金はかかりません。さらにサンメン会員であれば夕食に1ドリンクサービスが付きますので、これで我慢すればおまわりセットの1890円+サービス料10%で済むはずでした。 とはいえ、妻の話によれば、誕生日券の7350円夕食は義母がたべてしまい、さらに義母は1ドリンクサービスでは飽き足らず追加のグラスワインをたのんでしまったのこと。サンメンバーズ京都嵯峨での支払いは3000円ちょっとでしたが、それは義母がはらってくれたそうです。 毎年同じように京都を旅行していると思われるかもしれませんんが、かかる費用は天地の差があったりします。会員権をもっているからといって無理に使おうとせず、美味しいところだけつまみ食い旅行。これが会員権を有効に活用するための要諦です。
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